グループホームようざん栗崎が竣工しました

By KAZUHIKO Kobayashi on 2018年12月1日 in お知らせ
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2018年、高崎市内で進めていた2つのグループホームのプロジェクトのうち、先行して進めておりましたグループホームようざん栗崎が竣工致しました。

 

今回、事業者様との打ち合わせを重ねる中で、“利用者様に懐かしさを感じさせるような和風テイストの空間”をコンセプトとしてデザインを行いました。建物の耐久性やメンテナンス性、利用シーンの検討を詳細に詰める中で、いわゆる「木製部材のあらわし」となる部分は限定されましたが、床や壁等のテクスチャとして、木に囲まれた環境を演出しました。

 

 

また、2018年2月に竣工したグランツようざんを参考に、建物の基本性能の向上を図りました。主な性能向上ポイントは以下の通りとなります。

 

・利用者様の転倒による怪我のリスク、および介護スタッフの足腰の負担を軽減するため、コンクリートスラブの上にフロアシステムを組み上げ、その上に床をつくることで、床面のクッション性を高めました。

 

・給排水直結の加湿器を共同スペースに設置し、冬場の建物内の空気の乾燥を防ぎ、また加湿器の付加機能としての除菌、消臭、空気清浄効果により、快適な室内環境を維持できるようにしました。

 

・南面および西面の窓ガラスについては、断熱効果の高いLow-Eを採用し、夏の日差しの強さをやわらげ、窓からの明るい光が無理なく室内隅々まで届くようにしました。

 

・各居室の壁の一部はデザイン性の高い壁紙として変化をつけることで、居住性を高めました。

 

・共同スペースの一部に、意図的に「見切れるエリア」を設け、共同生活をしながらも、利用者様の各居室以外に「ひとりになれる場所」をつくり、利用者様にとってストレスフリーとなる空間構成としました。

 

・浴室は機械浴槽専用のユニットバスとし、防水性を高めるとともに、メンテナンス性を向上させました。

 

・介護ビジネスにおけるIoTシステムの積極的な導入状況を視野に、全館にわたって無線LANが使用できる環境としました。

 

・脱衣室はグリップ性のある床材を採用し、入浴前後の利用者様の転倒リスクを低減しました。

 

 

モアブレーンでは、事業者様の想いをくみとり、利用者様の利用シーンの想定し、そこから導き出される空間構成、建物性能、メンテナンス性、コストバランス、法規制、周辺環境等を総合的に検討した上での最適解をデザインとして具現化し、これからもプロジェクトに取り組んでいきます。

 

グループホームようざん栗崎

 

※本件についてのお問い合わせは、モアブレーン 小林までご連絡願います。