木造耐火建築物が竣工しました

By KAZUHIKO Kobayashi on 2017年10月17日 in ブログ
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木造耐火建築物による特別養護老人ホームが竣工しました。

環境問題への取組としての木材利用によるCO2の固定化、国内林業の問題としては伐採期を迎えた国内木材の有効利用はもちろん、これまで鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建設されることの多かった特別養護老人ホームを木造とすることで、木造建築ならではの「居心地の良さ」を体感することが出来ます。特に、各階の床や階段の構成部材が木造となることで、歩行時の反発力が緩和され、施設利用者様や介護スタッフの皆様の足腰への負担軽減を図ることが出来ます。
また、躯体を木造とすることで建物が軽量化され、経済的な建物基礎の設計が可能となります。

本物件は木造耐火建築物へのチャレンジとともに、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)により設計を行いました。これまで事業主様や施工業者様とは紙面による図面や資料で議論することの多かった各構成部材の取合いやデザインイメージについて、コンピュータ上で立体的に完成像を共有することで具体的かつ効率的に協議を進めることが可能となります。

現在、本物件に隣接して、モアブレーンの設計による木造準耐火建築物となる介護付き有料老人ホームの建設工事が進められております。関係者の皆様のご協力を頂きながら、着実に新しい取り組みを進めていきたいと考えております。

 

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